一般的にはフルーツ酒の仲間になりますが、夏ミカン酒は薬酒としての効用を知っていただいてぜひ作ってみて下さい。
夏ミカン酒は皮も実も筋の部分も全部使うことで、ビタミンCやクエン酸、リモネン、ヘスぺリジン(ビタミンP)が含まれます。
それにより免疫力アップ・がん予防・血流改善・脱毛予防・食欲増進・リフレッシュ効果、動脈硬化・高血圧などの生活習慣予防への効用もあると言われます。
写真は10個分の夏ミカンを使用していますが、基本の作り方をご紹介します。
夏ミカン 5個
ホワイトリカー 1.8リットル
氷砂糖 300g
夏ミカンをしっかりと水洗いして、水気を拭き取ってから皮をむきます。
むいた皮の半分の量(2個半)を使用します。
実の部分は、房をバラバラにはずして半分に切ります。
全部の材料を清潔な保存瓶に入れます。 この時、種も捨てずに使用します。
皮は全体の半分の量が基本ですが、苦味を抑えたい時は少なくしてください。
氷砂糖もお好みで調整してください。
私は甘いのが苦手なので、氷砂糖は基本の半分程度にしています。
二ヶ月位経ちましたら、皮だけ取り出します。
六カ月経過しましたら、残った材料をガーゼの布やさらしで濾してください。
薄い黄色の苦味と酸味のあるお酒です。
30㏄程度を炭酸水やお水で割っていただきます。
飲み方は自由ですが、飲み過ぎには要注意です。
健康維持のための薬酒として、ルイボスティーで割って飲むのもおススメです。